可もなく不可もなく

果てしなくネガティブならしい(仮)ですが前向きです。高卒、進路未定者の生活模様。

雑音

職業柄、日々いろいろな人と話す機会が絶えない、そんな中で自分の中の穴が大きくなっていっているように感じる、いろんな人と話すのはそれはそれで楽しいはずなのに、話せば話すほど、知らない人に自分のことを知られれば知られるほど、ある時ふっとなにもかも嫌になる、自分も相手も全部消えちゃえばいいのにと自分勝手なことを思う、今日もそんなんで駅前で声をかけてきたなんの悪切れもないビラ配りのお兄さんを頭の中で殺して自己嫌悪になってバスに乗る、近鉄郡山駅、後輩のLINE名、彼女に昨日ラインをした、内容はなまえどうした、それwみたいな一言、その後数回のやり取り、何気ない会話だった、たったそれだけなのに心の穴が少し小さくなった気がした、どんなに色んな人に興味を持たれようと会話しようと埋まらない穴がそういう日常の些細な会話で(気を許した人に対して)塞がる、それってすごいことなんじゃないかなと思う、彼氏からもLINEが来て、ちょっと話した、推しの話をされていじけている自分が子どものように思えてばかばかしくなった。インターネットでは画面越しでわたしは生身の人間ということを忘れて会話をしている、自分が傷つかないように傷つかないように、その事に必死すぎてお喋りになる、脳内はお喋りだから脳内直通の会話をする、思いつきでどんどん言葉が出てきて止まらなくなって気づいたら言葉の壁打ちをするのが常だ、配信では、でも、通話は配信よりそんなに話をしない、頑張って話さなくてもいい、それが一番救われる、本当はみんな死ねなんて心では思っていないけど今日もみんな死ねよって思いながら公道を歩き仕事をしてくる、今日は少しだけ優しくなれるかな死ねなんて脳内で人を殺して大丈夫なような気にならなくてもいいかな、沈黙が怖くてひとりが心細くて頑張って喋ってなくていいかな、サイダーが飲みたい、炭酸の泡で透明になりたい。