可もなく不可もなく

果てしなくネガティブならしい(仮)ですが前向きです。高卒、進路未定者の生活模様。

無題

何も出来ない一日だった。カップ麺の残骸、パンの中身がない袋、飲みかけのカプチーノ、洗っていないお皿、作業の途中で放置されているパソコン。外に出る用事以外はほぼ寝ていた。お風呂も入らずにずっとパジャマ。パジャマが私服。メイクも髪も整えないで。恥ずかしいと思うのに動けない。

 

きのうは夢の中で幽霊の少女が出てきてそれに気づいた友人とそれに気づかない自分で言い争っていた。起きた時は汗だくで肌にまとわりつく布が鬱陶しく皮膚を剥ぎたくなった。

 

愛ってなんだろうか。好きってなんだろうか。同情からの優しさはどうして気持ち悪いと思うのだろう。きのうは夢できょうが現実だとしたら。愛に満ちていた空間からひとりの空間に戻ると少しだけ春の風にさらわれたくなる。消えてもまたどこかで存在しているかもしれないのに。

 

僕の戦争がiTunes1位の世界線で、あの子を追いかけてばかりだったわたしが家に帰らないままいる放課後の夕日を思い出して泣きたくなった。聞けば聞くほど違和感や気持ち悪さが心地よくなる。環境だって慣れちゃえばそれらが薄れて馴染んでいくんだ。

 

なりたいものがあるだけでまだそれがなにか分からない。わたしにできることは、私にあってあの人に無いものは、あの子はいまなにを思っているんだろうか、私はなにをこんなにも気にしちゃってるんだろうか。タイピングをしていると忘れられる感情が静寂の中では引き出されて途端、騒音に変わるあれはどうして。つっかえつ言葉に気持ちがあるなら、言えない言葉に思いやりがあるなら、前提飛ばしてそんなことなんて1ミリもないとしたら。

 

部屋の換気をして夕食を作りたい。