可もなく不可もなく

果てしなくネガティブならしい(仮)ですが前向きです。高卒、進路未定者の生活模様。

最近の歌詞

・明日になったらいいことが


明日になったらいいことが

あったらいいなと呟いて

歯磨きをして笑顔をつくり

おやすみなさいと手を振るよ


ちょっとまってよどこ行くの

わたしには黙ってるんでしょ

明日からはちゃんとするから

もう少しだけここにいてよ


夜中の雨は肌にしみて

気持ちだけあせってしまう

夢の中いりぐちがまだ掴めそうにないの


どうしたのしょげないで

かなしい顔きらわないで

これからは手を繋ぎ

一緒にあるこうじゃない


きみが描いた夢を見たいから

時間だけあせってしまう

腕の中このままで追いつきそうにないの


明日になったらいいことが

明日になったらいいことが

あったらいいな


明日になったらいいことが

あったらいいなと呟いて

歯磨きをして笑顔をつくり

おやすみなさいと手を振るよ

 


・取り残された平成

 


左折と右折で行く宛てが

決まるような人生でした

信号機で道が分かれる

仕事なんてできやしない

生まれてきた理由など

少しの期待と不安ばかりで

祝福はあとからやってくるのでしょう

アスファルトに円を書いて

飛び跳ねていた

あの頃のような

自由さをもてやしないから


好きな言葉を並べて書いては

もう好きじゃないって

捨てた紙も本も今じゃ大事なもの

かたち図書館に置いてきた

日本語の限界がどこまでかわかったのに

アイラブユー以外OK Google

Hey! Say! JUMP

うるせーじゃんじゃん騒いだ

平成なんて忘れた

産まれたここに染まれやしないから

取り残されたわたし


憧れていた街の中では

希望がなくて夢を捨てた

路地裏の猫 電信柱の横

ジロジロみてはないている

明日の運勢は北か南か

なびく風が足元をすくう

汚れちまった端っこ掴んで

俺が誰なのか叫ぶ


夕焼け小焼けでまた明日

おしりを出した子一等賞

美味しいおやつに吊られたら

みんなでおうちに帰りましょ


いいないいなあの子はいいな

でんぐり帰ってどこゆくの

僕もお家にかえりたい

母さん母さんどこにいる

 


・革命前夜

 


生きてく言葉が欲しいと言った

散々騙されて泣いてきたのに

理由が欲しいというのはほんと

ちょっと自分が足りないだけです

形式的な愛に満ちたイルミネーション

外側だけがやけに美しくて

あの日誓った約束たちは

思い出とともに流れてく


今あるものは確かだと言いたい

それがほんとに違うものでも

あなたが指した未来はいつか

景色だけが近づいてゆく


形だけのものだったね

いらないと捨てたものだったね

順調に進んでいるようで

単調に後退している


悲しかったことたくさんあるの

思い出は過去になって

いま生きてい噛み締めている

地面の土のように


さよならだけが人生ならば

儚いものね 花は散ってゆく


自分だけのものだったね

知らないと捨てたものだったね

乱調に進んでいるようで

快調に直進している


嬉しかったことたくさんあるの

思い出は蘇って

いま生きている噛み締めている

記憶のなかで


さよならだけが人生ならば

また出会いもある 切り開け未来


横並びの曖昧な価値が

軒を連ねて頬笑みかける

誰も彼もが不感症ならば

私は深く眠っていたい


雨しか救いのない花が

天気のいい日に死んでゆく

命を嘆いたことがあるかと

道行く人に投げかけてみたい


誰も知らない夜の中で

祈る言葉も希望も捨てた

心がいつでも悲しくあれば

偽りのない自分が見える

誰にも奪うことのできぬもの

それが私の痛み


私は私によって私を愛させながら

私は私に私を傷つけさせている

私が私で絶対存在する事実は

私以外の誰も決められやしない

無自覚な優しさや美辞麗句

そんなものは私の何にも触れやしない


もっと悪意を汚いとされる言葉達を

利己的な愛よりもっと

私は聞いていたい


無職無名の無き人よ

教えてください「幸せですか?」

誰も知らない夜の中で

祈る言葉も希望も捨てた


心がいつでも悲しくあれば

偽りのない自分が見える

誰にも奪うことのできぬもの

それが私の痛み

生きる私の生命

 


・きみはかわいいこ


ふとんを干した 天気が良かったから

何回も洗濯をして

自分の心も洗った気になって

ぜんぜんそんなことないけど ないけどさ

漂白しないとどうしようもない心があるんだよ


ちょっと冷たい心がさ

洗濯をするとお日様の光を

浴びたみたいになるんだよ

その温かさをわたしは

ずっと胸の内側にひめていてそれでもずっと

おばあちゃんの腕の中で眠る子どもだよ

オロナインの匂いがして

洗剤の匂いがして

その中をずっとさまよっていたい

そんな気持ちになって

でもわたしは可愛くない

醜いなと思って

それでも戻れない自分が

帰る場所を探している

きみはかわいいかわいいこ

眠れ 眠れ

あたしみにくいみにくいこ

眠れ 眠れ

朝はねお日様がとても優しく

包み込んでくれるよ