最後に会った日は晴天だった。白いキャミソールのワンピースを着ていた。成田空港の前で別れてから私はすぐ地元に帰った。彼女は仕事が忙しかった。口癖は後で。私が寝るのが苦痛だと言ったら私も苦痛なんだと言って一緒に起きていてくれた。私は眠りから目覚めるあの一瞬を一人で耐えることができなかったから目が覚めた時は誰かの気配に逃げ込んで、そんな時だいたい彼女は起きていた。そういえば私の前で寝たことはなくてある時にいつ寝ているかと聞けば隙間時間に目を閉じて30分だけ寝ると言っていた。人間的ではなかった。多分誰の前でも人間的ではなかったと思う。そんな彼女と一緒に頑張ってきたことを手放してやっと彼女のブログを読んでいる。眠らない人間も朝が来るのは怖いらしい。生きていなくても生きるふりは出来ると。全てから解放されるには死ぬ以外に選択肢がないのだろうか。誰でも人生をリセットできるとは思ってはいないけれど、それだけのことをする意味はあったんだろうか。物事の事実だけ抜き取られたらいいのに余計なものもついてくるからずっと誤解されているが彼女が諦めるような人間だと私は思っていない。それだけは言いたかった。拙い英語で手紙を書いた。柔らかな光の先でみんな死んでいくからたまには酔いたい。自分のための言葉だけを集めて酔いたい。
最近聴いてる曲
・人生ゲーム/崎山蒼志
・No.9のルーチェ/四季
・水泳教室/笹川真生
・向こう髪/君島大空
・朝の惑星/RYUTist&君島大空
・Ollie(巡礼する季節)
/幽体コミュニケーション
・雨惑い/明晰夢
・放課後ロケットファンタジー/ねくらねこ
・LOML/空詩かれんsolo ver.
・くだらないの中に/星野源
・昼夜逆転/SHISHAMO
・sunshine girl /moumoon
・恋のスーパーボール/aiko
・眠りの浅瀬/GO!GO!7188
・北の国から愛をこめて/Ramblamp
・おんなこ/傷女融解
・愛の未明/小野雄大
・ABCDC/クリープハイプ
・ラストバージン/RADWIMPS
・思想犯/ヨルシカ
・過ぎて/utsugi
・okt_ /宮内優里
・秋吉敏子 名演集
7月から8月へ
好物のモンブランとロールケーキを買って食べた。ケーキは何かいい事があった時に食べる。今日は体重が増えたからケーキを買おうって。更に体重が増えそう。今の目標は50kg。この頃は手作りの料理を食べている。体感として買ってくるものよりも体重が増える気がしている。愛情の魔法で体重が増えるならそれはとてもいい事だ。
布団の上でごろごろ。気づいたら寝ていた。一日よく寝てたせいかご飯を食べたあとに食パンとヨーグルトを食べた。それでも何か食べたい!ってなったので、今の体重を思い出して7月からつけている家計簿を眺めながら生活の課題を見つけた。
いや~生活を直視するのは勇気がいるなぁ。なんて言っても直視しなければ生きていけない。なので何にいくら使っているか知るのは大事だ。そんなこんなで7月は終わって今は8月で世の中は夏休み。最近仲良くなった小学生も宿題を何とかやっている。来週は一緒に虫取りに行く予定だがそれまでにどのくらい終わっているだろうか。ワクワクするぜ。終わっていなかったら会ってる間にまとめてやらせる。
毎年8月はコロナになってダウンしていたのでやっと今年は夏を満喫出来ている。先日今年2回目の花火を見た。近くで打ち上げられる花火は吸い込まれそうなほど綺麗だった。
近くでは小学生たちがはしゃいで走り回っていた。焼いてもらった肉を食べながら学生の頃に実家でバーベキューをしていたことを思い出した。当たり前だった習慣が気づいたらなくなっていてひとりだってことは今までいっぱいあってそれを思ったら少し寂しい気持ちになった。
(小学生に日記を書くのを推奨しているため私も書きます。)
7月29日
メガネのレンズを通して見る世界は解像度が上がる。その中で見えるものはハッキリとしていて怖いと思ってしまう。少しぼやけたくらいがいいんだ。メガネを外すときぼやけた輪郭に優しさを覚える。
少し上を見上げながら歩く。カタカタ音がする。わたしはサンダルですり足気味に歩くのでよく転けそうになる。最近はゆっくり歩くのに慣れてきたのか心の隙間を埋めようとする焦りがない。次第に縮まっている距離が心地いい。他人だからこそ分かり合おうとするその姿勢に助けられている。
夕方ミスドに行った。余り物の材料で作られたであろうドーナツ、ポンデリング、ポンデストロベリーを食べた。平日の夕方だったせいか混んではいなかったのでゆっくりした。
たわいもない話をしている時、頭の中が静かになる。糖分をとると体調が良くなる。静かになった頭と良くなった体調で家に帰った。
好きな匂いを嗅ぎながらベットに横たわる。そのまま抱きしめあって夜に沈む。抱きしめられていると安心して、抱きしめると大丈夫だよって言ってあげたくなるこの気持ちと、絶対にこの好きという気持ちは変わらないという意思が今を確かにしている。
三連休
おはようという声がする。また朝が来たと思う。生きているという実感を持つ。深呼吸をして朝の空気を感じる。寝起きの寝癖。分厚いホットケーキ。幸せはきっと些細なこと。
シャンプーの減りが早いことに喜びを感じたり、普段聞かない曲の歌詞に共感できたり、少しずつ変わっていく日々が楽しい。憧れていた将来がたまに顔を出して、自分にも幸せになる権利があるんだと思う。
先日は三連休だった。自然に触れたいとわがままを言って公園を歩いた。四葉のクローバーを探したりバッタを追いかけたりしていたら心の容量が増えた。
日曜は数年ぶりに外で花火を見た。故郷の海でも夏になると花火が打ち上がる。慣れない海辺で見る花火はどこか遠く感じたけど美しいことには変わりなかった。世界は美しい。わたしが自然を愛するように、愛されて輝く世界であってほしい。花火が照らしてくれた夜の空は明るかった。
5月7日(木)
長い長いゴールデンウィークが終わって今日やっと入院をした。(やっとと言っても1日が初診で1週間後に入院なので早い方だと思う。)
急に始まったように思う闘病は中学3年の時からみたいで、中学3年生の時に倒れた時からの記憶を呼び起こさなければいけない。
その時はちょうどおじいちゃんが胃がんで亡くなって悲しみに暮れていた。学校でもいじめがエスカレートして不登校になっていた。小児科に通い始めたきっかけは強い倦怠感とめまい、身体に力が入らない、痛みからパニック症状が頻発、といった感じで、最初は適応障害と言われていた。(今の先生の見立てではこの時から既に線維筋痛症は始まっていたみたいだ。)
この時から常に痛みから追い立てられていたのかもしれない。(痛いと言っても誰も気づいてくれない。だるいと言って起きていられなくても休もうと言われるだけ。なのでそれがらが当たり前だと思って過ごしてきた。)
20歳まで自傷行為をしてきた。それも身体と心の痛みをとるためで、そのふたつの痛みを超えるためには刃物で腕を切るしかなかった。ちょうど今点滴の針を入れててちょうどいい腕の痛みを感じている。そんな感じで痛みを痛みで誤魔化してきた。今は大事に思ってくれる友人が増えたからやめているけれど1人だったら痛みに縋るしかない。
先生に痛みの記録と心の記録を取れって言われたけど何がいいのか正直よく分からない。痛みと気持ちは連動しているのだろうか。そうだとしたらずっと苦しかったので痛いのは当たり前なのかもしれない。
今まで度々寝込んできて誰もそれが病気だと分からなかった。私もこの病気はフォロワーさんで持っている人はいたけどまさか自分が同じ病気だとは思わなかった。(見つけてくれた友人たちに感謝したい。)
さて、話は今日に戻る。入院直後、担当の看護師さんがきてある程度の説明をしてくれた。その後、先生がきて1が軽くて10が重いとしたら今は8と7の間だという話をしていた。ライブは3ヶ月後~7ヶ月後くらいからできるかなと言われた。なんでそんなにかかるかと言えば、徐々に回復させていくのと、ミトコンドリアが増えても老廃物を除去する物質が増えるはあとからということだった。
ギター弾いちゃいけない?って聞いたら微妙な顔をしていた。(歌はいいっぽい。)泣いちゃうな。多分弾いたらずっと弾いてて疲れちゃうからじゃない?とリハビリのお姉さんに言われた。
お昼ご飯は天ぷらうどん、晩ご飯はハンバーグ。看護師さんについてる新人の看護師さんがたまにひょこっと現れる。それが可愛いなって思う。入院1日目は殆どが説明で終わった。ここから痛みのピークになるのでこの辺りで。
名前を書いてください
雨に打たれて消えていく
人影に居場所を探して
ここじゃないと叫びながら
飛び出した街は知らない顔をしている
打ちかけた言葉はもう誰に向けた言葉でもない
わたしは今日産まれたばかりの目をして
お気に入りのリュックを背負って
好きだった全てを空っぽにして
まだ見ぬ楽園を探している
虚空に見える孤独を手放して
名前の知らない誰かに会いたい