可もなく不可もなく

果てしなくネガティブならしい(仮)ですが前向きです。高卒、進路未定者の生活模様。

何もかも労働に消費され続ける現実が孤独の象徴。※日記です

 

衝動も体調も時間も何もかも労働に消費され続ける現実が孤独の象徴、いつもと変わらない労働に励みながら私は泣いていた

 

やってもやっても終わらない単純労働に見せかけた個別対応の接客、みんな疲れ果てている、コロナが流行っているとか関係なく人が営みを続けている限り労働は続いていく、現実しんどい、お疲れさまです、永眠しよ、来世で会おうの気持ち、るるちゃんの自殺配信を弾き語っていたら25日が終わった、どうしようもない死にたさが幾らか消えたような消えていないような、地上じゃ天使も悪魔もいない、天使の夜の顔は天使じゃないです、天使は夜の暗闇の中では獣なんですよ、きっと昼間の姿は幻想、それはきっとあなたの期待、理想像、天国もない、地獄もない、あるのは永遠の虚無

 

なけなしのお金で買ったマグカップにお湯を注ぎながら自分で作ったインスタ映えしない昼飯のような朝ごはんを箸で口に運びながら天使を演じる26日、生きているだけで褒められたい、今日は上手く天使になれない、ミスを連発した堕天使の自分を呪い続けている、いつまでも鳴り止まないセミの鳴き声、汗、焦燥感、冬、春通り越して自分だけ夏に飛びたい、羽は生えている、あと何日で飛べるのか私にも分からない

 

27日、満員電車手元のスマホのライトが太陽、その太陽は私の明日を照らしはしないから自分の足で歩いて口を使って頭で思考し心で周りを照らしていきますのマインド退勤後即タヒるお風呂に入れなかった

 

28日、体調が悪すぎて病院のベッドの上で泣いた、家に着いてもないていた、情緒不安定につき今日から数日間はずっとおやつの時間、空腹を満たして睡眠を多く取りたい、自宅療養

 

29日、昨日なんであんなに泣いたんだろうか

頑張ってるから休めと言われても私は何も頑張れてない、なんで助けてくれるのか、皆いてくれるのか、その人たちがいなくなったらどうなるんだろう、病気再発したらどうしよう、一人だ、今一人でいることがこわい、頑張りたい頑張れない動けないどうしようとパニックになって過呼吸化した乱れた呼吸のリズムと共に外に出される言葉が人間の弱い部分、睡眠とカロリー摂取の暴力で勝ちたい

 

 

 

 

 

 

2020.2.14

 

2月14日、バレンタイン、はじめしゃちょーの誕生日、親友から貰ったシナモンロールの着ぐるみのような部屋着を着てチョコレートを溶かす、この頃手の込んだ料理をサボり気味なせいか調理器具をどこに置いたか分からず探しながらしていたため固まっては溶かすということを繰り返した後、試作品のマフィンとパレットチョコがいくつかできた (本番は夜作ろう)

 

バレンタインあげたい人、頭に浮かぶのは数人、小学生の頃は父に渡していた時期があった、いとこにも渡していたと思う、今その二人の顔が思い浮かぶことはない、時間の経過とともに関わる人の変化とともに、何かをしてあげたいという対象は変わる、言われてするくらいなら何もしたくないと思っているから自分が渡したい人、普段お世話になっている人に渡したい、義理チョコ今年は作らない。

 

 

…………

 

 

ピンポーン、家のチャイムが鳴る

 

注文した2月14日限定配達みるきーうぇいのCDとTシャツがレターパックで届いた

 

歌詞引用 みるきうぇい 「2月14日」

 

一年前の2月14日

義理のフリしてあげたコンビニのスイーツ

酷く苦かった

 

心臓の中で広がっていく

もう捨てたはずの片想い

胸が痛い バレンタイン

今でも 胸が痛いの  

 

去年、高校最後のバレンタイン、

勇気をだして幼なじみにチョコレートを

渡したのに受け取って貰えなくて

帰ってから一人残った

チョコを食べながら泣いた

私の青春、別に好きとか嫌いとかなくて

ただあげたかったからあげようとした

それだけ、彼に対して

恋愛的な感情はなかった

ただ私は君と友達でいたかった

それだけ、今これを書いていて

喧嘩別れしちゃったままなことを

思い出した

今食べている甘いはずのマフィンが

少しほろ苦く感じる

 

胸が痛い、私の青春、痛み、制服、渡り廊下、Kくん、保健室のベッド、生物準備室、アルコールの鼻に付くツンとした匂い、白衣…

 

痛いの痛いの飛んでいけ、

バレンタインほろ苦い思い出が

いっぱいだから早く終わってほしい

 

 

…でも、チョコは美味しいから食べてからね

 

 

 

 

 

 

 

2020.2.13

〇〇さんの代理で配属されてきた人なんだって、前の人の方が良かったよね、〇〇さん仕事できていいのに辞めるのもったいないな、〇〇さん早く仕事辞めないかな、今日も脱衣所では陰口がひそひそと囁かれているのを聞きながら作業着の袖に手を通す、暖房のついていない畳およそ4畳分くらいの部屋にロッカーが所狭しと並んでいる、右から三番目のロッカー、人の出入りが多い職場なせいか隣のロッカーは数週間前とはちがう人のロッカーになっている、そういえば前にこのロッカーを使っていた人は誰だっけ、顔が思い出せない、たった数週間前の話しなのに私はその人のことを忘れている、人間あまり関わりのない人に対してはそんなものなのかな、そう思いまながらいつも通り事務所に向かって一日のスケジュールを確認し私はいつも通り何食わぬ顔をして接客業に励む、接客はコミュニケーション脳力が高くなくてもできる仕事だと慣れてきて思う、キャスでも誰かが言っていた、洞察力と臨機応変に対応できる力があればできる、だいたいマニアルどおりだ、大勢で話すのが苦手な私にとってレジの1体1の会話にとても救われている。

 

 

コロナウイルス、テレビのリモコンのスイッチを押す度に液晶画面にうつるニュースがだいたいそれ、その話題ばかりでどこにも行けないような気持ちになるから休憩の間テレビから意識的に目を逸らしている、目を逸らしても耳から入ってくる音声は周りと会話をしてかき消す、そうやって上手く同化してやりくりしている、この日常がつまらないとは思わない、ただ、なにか物足りなさを感じている、満足はしているのに、なぜ。

 

 

 

2020.2.3

 

鬼は外、福は内、今日は節分、下書きばっか増えていく脳内も豆まきをして余計なものを追い出していきたい。

 

昨日からお店で恵方巻きを売っている、行事の度それにカッコつけて色々と新しい製品を作り出して商品をたくさん売ろうとする自社には何時も関心と感嘆をしながら労働に精を出している、私は働く天使のmindは今日も健在。はいっ、お待ちかね昼休みになりました、内線が慌ただしく鳴り響く中、休憩室、いらっしゃいませという先輩山ちゃんの声を聞きながらみんなでお昼ご飯、今日は差し入れとテーブルの真ん中にたくさんのメンチカツが置いてあった、これを食べてみんなこの忙しさを乗り切れという意味だろうか、肉汁が口の中で弾けるところを思い浮かべながら周りと同様、遠慮なくそれを口に運ぶ、体に悪そうなものって、油であげられたものってどうしてこんなにも美味しいのだろうか、(美味しくなくても自然と体がほしがっている)

誘惑に負けメンチカツにかぶりついている私たちを横目に、斜め前、他部門のチーフが西南西の方を向いて周りにいじられつつも無言でうさみみロールちゃんを食べている。

 

それ、美味しいですか?ととぼけたように聞いてもこくこく頷くだけなところが可愛らしい、(今日は私もロールちゃんを買って帰ろうと心に決める)食べ終わるとこれ結構きついっすねと笑いながら彼は夢の中に沈んでいった、(お昼寝タイム) それから周りの世間話を聞つつ寿司職人をして火の中に(レジは戦争)戻ったあとはいつも通りで特に変わったことは無かった、あるとすれば実習生が担当していますの看板がようやく外れたことくらい、明日は一時間伸びて11時からの労働…

 

ジェラート二ーfeat.映秀

五月雨カバーを聴きながら

 

PM.0:00

目が覚めました、中途覚醒、今は未だ2月3日です、通話相手より先に今日も寝てしまってこれからもおそらくダラダラと遅刻ギリギリの時間まで寝てしまうんでしょうね、(っ˙˘˙)っコロコロ癒しすぎて頭撫でたい、でも、これは寝言なんです、おやすみなさい…

2020.1.29

 

労働を日々積み重ねた先に何があるのか何も分からないまま私は今日も労働に勤しんでいる、今日は5時起き、睡眠時間は三時間、前の日遅番の次の日朝晩はあまり寝る時間が取れなくて午前中は脳内酸欠状態あくびを何回もしていた。眠い、眠い以外の言葉が出てこない、食欲も性欲も何も出てこない、身体だけがただ目の前に存在しているだけのように感じる。今は休憩時間。頭にどうでもいいことがバラバラにまとまりなく不規則に浮かんできて気持ち悪いな、早く寝たい、早く寝たい、あと数時間の労働をしたら速攻休憩室で仮眠してから帰ろう、私、朝から降り続いている雨は未だに振り続けている。

 

休憩室でパンをかじりながら。

 

 

 

仮想

 

気づいたらみんないなくなっていた

月明かり、幻想

足元、古池の周りには黄色い

水仙が所狭しと咲いている

 

水草の上に横になりワンピースが

水で身体に気持ち悪く

まとわりつくのを感じながら目をつぶる

 

黄色い光がまぶたの上で揺らめいている

星は見えない

 

目を開ける、ただただ

大きな丸い月だけが暗闇の中で光っている

 

みんなは何処に消えたんだろう

気づいたらみんないなくなっていた

 

みんな、みんな、みんなって?

 

気づいたら夜が明けていた