可もなく不可もなく

日記のようなもの。

穏やかな愛

 

わたしは誰かの払ったお金で家賃をはらい、美味しいものを食べて暮らしている、あるものだけで暮らしている、これが誰にも迷惑をかけない最適解だと思って暮らしている、それの何が悪いと思って生きている、穏やかな毎日で、働いていないから誰かに謝ることも無くて、自分の不得意にも躓かなくていい、そんな中で死にたい気持ちも程よく忘れて、成宮アイコのあなたとわたしのドキュメンタリーも持ち歩かなくなった、また、ひとりで居続ければ大丈夫と思っていた派遣社員時代がすぎ、周りからの穏やかな愛を受けてひとの温かさを受け取るようになって、こんな世界も悪くないような気がしている

 

2月19日(土)

 

派遣社員時代お店の常連だったひとのお店がテレビで紹介されていた、取材を受けるのはコレが最初で最後だという店主は変わらずタイトなスカートにヒール、これも何かの縁なのだろうか、朝届いた父からのチャーシューを食べながら、忙しかった日々のことを思い返した。

 

今日という日はそういう日なんだと思う、11時にはゆよん堂さんから、アコースティックバージョンでの朗読、成宮さんのツイキャス配信があった。そのあと、3時間くらいはひとりで歌った、穏やかな歌を淡々と、いつぶりか元カレとの曲を別れてから初めて歌った、父に対しての曲も、人前でなんて歌えない曲を沢山歌って気持ちを整えた。(多分こういう心地じゃないとできないんだ。)

 

18時ゴルピ。一人目、一ノ瀬ちゃん。パワフルな唄声、明るい笑顔、4曲目に初期の頃のZOC、family nameをやっていて燃えた。二人目、えずらおりさん、ひとりインディーズバンドみたいだった。三人目、ヤスメさん。好きなタイプの唄うたいでまた聞きたいと思った。四人目、内藤さん。優しいピアノの音色と不器用さが垣間見えるトーク、人柄が滲むような音楽は好き。

 

そして、最後は成宮アイコさん。裏・伝説にならないでで、クロダさんがノリノリでそれを見てからの、ファンファーレよ鳴れは、だいぶ明るい気持ちで聞いた。(今日は、学生時代の自分が完全に自分から切り離されて遠くにいる感覚だった、成宮アイコの朗読は自殺したい時期に聞きすがっていたが、今はそこから一歩前に出て通りすがりの人のように、言葉には頷くけど、浸るまではいかない感じ、今がちょうどいい距離な気がする。)

 

帰りに物販で伝説にならないでのCDも買えた。物販は人が並んでいてタイミングのいい時に買ったのだが、いっぱい話しをできて良かった。帰り道は成宮アイコさんの周りのひとと話をしながら帰った。